月経前に心身の不調を感じている女性は少なくありませんが、これが日常生活に支障をきたすほど重症になった場合を、月経前症候群といいます。
○ むくみ、体重増加、身体がだるい
○ 乳房の痛み、乳房が張る感じ
○ お腹がはる、お腹が痛い
○ にきび、肌荒れ、口内炎
○ 食欲がなくなる、食欲が亢進する
○ いらいらして怒りっぽくなる
○ 攻撃的になる
○ 不安・緊張
○ 気持ちが落ち込む、人に会いたくなくなる
○ 集中力が低下する
こころの症状を主とするPMSの重症例は、月経前不快気分障害(Premenstrual dysphoric disorder;PMDD)と呼ばれています。PMDDの場合は、親しい人にあたる、仕事の能率が落ちる、ひきこもる、約束を破るなどの事態を繰り返すために、人間関係にひびが入ったり、社会生活に支障をきたすこともあります。
軽い症状ならセルフケアだけでもずいぶん楽になりますが、
これで不十分な場合は薬物療法やカウンセリングを行います。
○ 基礎体温表をつけて自分自身の心身の周期を把握する
○ ビタミン・ミネラルを十分に取り入れたバランスの良い食事
○ 適度な運動と十分な睡眠
○ 自分にあったリラクゼーション法(マッサージやアロマセラピーなど)
○ 症状に合わせた対症療法
○ 漢方療法
○ 向精神薬(抗不安薬、抗うつ薬など)
○ ホルモン療法(低用量ピルなど)
PMSは環境の変化や心理的ストレスで悪化する場合もあります。このような場合は、カウンセリングで問題を整理し、対処法を考えていくことが症状の軽減に役立ちます。